澄んで青く、冷たくて無慈悲な冬の空の色。
澄んで青く、冷たくて無慈悲な冬の空の色。
風はいろんな声を運んでくる。
しかし、空腹を叫ぶ鴨の声は耳障りだ。
なにかありそうだと思うと、もう、いてもたってもいられない。
私も猫ですから。
なんだろ、なんだろ?
今朝は、いつもご飯くれるひとと会えなかった。
あなたでいいから、なにかちょうだい?
誰かいないと寂しいよ。
1、2の3で行くよ。
3って言ってからだからね?
…押さないでよ?
春の便りって、いつ届くのさ?
もうじき、大好きな人が帰ってくるんだよ。
大人しそうないい子です。
でも油断しちゃいけない。
なにか企んでますよ?
うりゃ!
ほら、なんてったって猫科ですからね?