シッポ追いの日々: 雑事アーカイブ

雑事のブログ記事

  
この記事は、昨年11月14日のマルちゃんその後の続きです。

土曜日、またマルちゃんの元気がなくなっていた。
今度は寒さにやられたらしい。
小柄な猫に、このところの冷え込みは辛いのだろう。
まして、マルちゃんにとって初めての冬だ。

「病院にいくかい?」
大人しくバッグに入り、鳴きもしない。
そのまま自転車で病院へ。
待合室で鳴く犬や猫。
でも。マルちゃんはひたすら大人しい。
それは診察台でも同じこと。
じっと診察を受けていた。

「検温と検便をしましょう」
お尻に電子体温計、ぴく。
お尻に採取棒、ぴくぴく。
「もういちど便のサンプルをとりますね」
3度目、さすがに怒った。
先生の手に爪を打ち込んで抗議!
しかし、その後はまた大人しく点滴注射を受け、終了後バッグを開くと、そそくさと入ってうずくまる。

点滴が効いたらしく、帰って放すと元気に仲間のもとへ。

知らないだろうけど、次の日曜の朝、病院に検査の予約入れたからね。
また行くんだよ?
なんだかカメラレビューみたいになってきているので、この話題はこれまでにして、今後は控えたい。

α55は、αシリーズ初の動画録画機能付き。それは結構なことだ。

問題は動画の録画ボタンに右手の親指が当たってしまうこと。グリップを握り込むだけで、親指の腹が触れてしまう。
おまけにこのボタン、軽く触っただけで録画を開始してしまう。
気づかずに録画を開始してしまうと、録画を終了して映像の記録が終了するまでは静止画の撮影ができない。
これは困る。しかもメニューには、動画撮影を禁止する設定などはない。

というわけで小細工を考えた。
M6のゴム製ワッシャ(M6×13:内径6ミリ外径13ミリのドーナッツ状のゴム)を動画録画ボタンに上に貼り付ける。
接着剤では取り返しがつかないので、強めの両面テープを使った。
これで指が当たったくらいではボタンは押せなくなる。
厚さ1.5ミリのゴムのワッシャなので、意識して強く押せば録画スタートする。
多少不細工だが、道具は使えればいいのである。

ついでにスポンジゴムで縦位置撮影の際に傷つけそうな部分を保護。
蓄光テープで夜間撮影用にモードダイヤルとストロボマウントにガイドラインを作る。
とりあえず、これで気づいた問題は解決。
後は撮るだけだ(^^)
eyepiece.jpg使いはじめてまだ数日だけれども、α55の問題のひとつがでてきた。

それはアイピースキャップ。
つまり、ファインダーを覗く部分のゴムカバーだ。
これは取り外しのきく部品だが、問題はあまりにも簡単に外れてしまうこと。
昨夜、撮影中にアイピースキャップが外れてしまった。
しっかりとはめなおしたつもりだったが、撮影中にどこかへ落としてしまったらしく、帰宅後どこを探しても見当たらない。

なければ撮影ができないわけではないが、眼鏡使用者である私には、あったほうがいい部品である。
個別注文できる部品だが、こんなものでも900円するうえに、現在はメーカーでも欠品しているようだ。

α55の液晶モニターは好きな角度で見られるバリアングル仕様だし、ファインダーもモニター同様に液晶を使用したEVF(電子ビューファインダー)なので、OVF(光学ファインダー)を使用していた以前のモデルのようにアイピースキャップを取り外して、角度をつけて覗くためのアングルファインダー(ファインダーにつける潜望鏡みたいなもの)を取り付ける必要もない。
というわけで、新しいアイピースキャップを取り寄せたら、仮止め用の両面テープで固定してしまおうと思う。

さほど大きな問題ではないけれど、ちょっと切ない仕様ではある(^^;)

追記:
とりあえず部品が来るまでの一時しのぎに、α550からアイピースキャップを外してつけてみた。
しっかりと固定されているが、大きくて間抜け(^^;)
視度調節ダイヤルは隠れてしまうし、ストロボの取り付け時に邪魔になりそう...
秒10コマの撮影だとか、透過ミラー構造だとかで評判のα55を使いはじめました。
これ以降はとくに断りのない場合、α55で撮った写真になります。

レンズからの光をそのまま見る光学ファインダ(OVF)ではなく、液晶による画像を見る電子ファインダ(EVF)であることや、お任せモードといっていい設定があるなど、「カメラが何でもやり過ぎる」といった意見もあるようだけど、その上に何か重ねられれば機能は問題にならないような気がする。
そもそも銀塩カメラにオートフォーカスが登場したときも、カメラ任せなことへの批判があったようだし、従来と考え方の異なる機種がでると同じように賛否両論になるのだろう。
このカメラが新しい流れになるのか、あだ花に終わるのかはわからないけれど、使ってみた感触は悪くないし、そんなに抵抗も感じなかった。
いままで使ってきたカメラよりも軽くて小さいので、ちょっと戸惑うこともあるけれど、使っていれば慣れるだろう。

とりあえず合焦はかなり早くなったように感じるし、ファインダーで電子水準器が見られたりするのは便利。
これを使って今までよりも面白い写真が撮れるかどうかが、私にとっての課題になりそうだけれど、すぐには無理ですよ?

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知りあった猫たちとは縁が繋がると思っています。
それは彼らがいなくなってしまっても、どこかで結ばれているものだと。

それは遠い昔に飼っていた猫たちや、最期を看取ることになった猫たち、
離れ離れになってしまった猫たちと同じこと。
たとえ名前のなかった猫だって、私の記憶が滅してしまう日まではどこかで繋がっている。
つまり私じしんが彼らの墓碑銘のようなものなのだと思います。

だから、一匹でも多くの猫と知りあいたい。
別に仲良くしてくれなくてもいいから。

今日は誰もいなかった空き地を通りすぎながら、ふとそんなことを考えました。

10月に自転車が盗まれ、やっと新しい自転車が納車されてきました。
漕ぎ出して水辺の猫のところへ行ったら、早速厳しい猫チェックが...。
なんとか及第点を貰えたようです。

愛車の盗難とともにブログリニューアルを行ったので、これでやっと新しいプロフィールを登録することができました。

一日が短い

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いまの時期の日没は16時半。
すぐに夜がやってくる。
撮影地点を移動しているだけで、この始末。
この記事は、先週のマルちゃんのことの続きです。

土曜日午前、おそるおそるマルちゃんのところへ行った。
最悪の事態も予想していた。
すると、日向であくびをしているマルちゃんの姿。
まったく、何をのんきに...。

あいかわらず食は細いが、食べてはいるようだ。
ここのところの暖かさも良かったのかもしれない。

先週のように丸くなっての日向ぼっこではなく、太陽に向いて座っている。
もちろん、治ったわけではないだろうが、希望はあるようだ。

来週はまた病院に行こうね。

1歳になる雌の水辺猫を病院に連れていった。
2〜3日前から食餌を摂らなくなり、日向で眠るばかりだということ。
捨てられた自転車のカゴで寝ていた猫を抱き上げてみると、骨と皮。ぎょっとするほど軽い。
「病院に行こうか」
そういって再度抱き上げようとすると、左前足の爪で寝ていたカゴの網目をひっかける。
「ここがいい」
そう言われた気がした。
「ここに帰ってくるから、とにかく行こう」
そういって、爪を押さえ、ペットキャリーに。
中では諦めたように大人しい。

「熱が40度ちょっと、風邪だと思います。抗生物質を打ちましょう」
獣医師の言葉に安堵しながら、私は気になっていたことを話していないのに気づいた。
「連れてくるとき、咳をしたんです。こんなふうに、えづくような...」
「ちょっとまって、そんな咳?レントゲン撮っていい?」

待合室で待つこと30分。再度診察室に呼ばれた。
「レントゲンを見てください、心臓のあたり。周囲が黒くなっているでしょう?肺炎です」
1歳なのにわずか1.4kgしかない体は、もともと虚弱だったらしく、普通なら問題にならないような風邪が肺炎へと進んでいた。
「抗生物質と栄養剤を打ちました。肺に水はほとんど溜まっていませんが、小さい部分ながら、かなりの炎症のようです。後は熱が下がって食欲が出れば、体力次第で治ることも...」
「外に戻していいものでしょうか?」
「虚弱な原因が現在現れていない病気である可能性もあります。子猫がいる家で一緒にはしない方がいいです」

病院で貰った領収書に書いてあった名前は「◯ちゃん」。私が名前を書かなかったせいだ。
「よし、お前はマルちゃんだ。さ、帰るよ」
もといた場所に戻ると、マルちゃんは自転車のカゴに戻り、丸くなって眠りはじめた。
「もう独りにして」
そう言われた気がした。
今日は暖かい、ゆっくり休んで、明日はボランティアさんからご飯を貰うんだよ。
来週、また会おうね。きっとだよ?
  

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