夕暮れの水辺、コンクリートの河川敷で遊ぶ子猫を発見。
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おかしいな、こんなところに猫はいないはずだけど?
近づいてみると黒い子猫がすり寄ってきた、水も食べ物もなく、カラスに狙われる場所に子猫がいるのはおかしい。
あたりを見回しても母猫の姿はない。
だいいち、ヒトにすり寄ってくる子猫は外猫の子ではないはず。
...、いや?
別の子猫がとことこ駆け寄ってきた。
全部で3匹、雄の黒猫が2匹、三毛猫が1匹。兄弟に違いない。
離乳期に入ったぐらいで、おそらく生後4週間。
さらに子猫を入れて持ってきたとおぼしきトートバッグを見つけた。
誰かが子猫を捨てたんだ...
どうしよう...。
もう暗くなりはじめている。
夜には雨の予報も出ている。
水も食べ物も隠れる場所もない河川敷に放置したら、どう考えても死んでしまう。
どうしてこんな所に捨てていくんだろう、殺す気だとしか思えない。
選択肢はなかった。
トートバッグを拾って子猫を入れ、ダッシュ!
時刻は7時過ぎ。近所の動物病院の閉まる時間だ。
片付けを始めていた動物病院に駆け込み、とりあえず初期診療をお願いした。
掃除の終わっていた診察台に子猫を乗せ、スタッフ総掛かりで診ていただけた。
ごめんなさい、ありがとう。
というわけで、何の準備もなく、長期の受け入れもできない私の所に、子猫が3匹やってきた。
みんな元気でかわいい子ばかりだ。
落ち着いたらすぐに里親さんを探さなければ...。
短期間だとしても3匹はきつい...。
※現在、里親さんの募集は締め切っております。
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