デジタルカメラやスマートフォンで撮影された画像には、多くの場合
このExif情報には、撮影したカメラの機種や撮影時のさまざまな設定などが記録されていて、プリントや画像編集時に役立ちます。
しかし、問題なのはExif情報にはGPSによる位置情報が含まれることです。
Exif情報を含む画像では、カーナビや地図アプリのような、極めて正確な撮影位置が確認できてしまいます。
これは例えば、自宅で撮影した写真には自宅の位置情報が含まれてしまうということです。
こうしたデータをネットに上げたりするのは、とても危険な個人情報の流出です。
もちろん、外猫にとっても危険は同じこと。
位置情報が流出すれば、猫たちが虐待される可能性があります。
おそらく、一般の方が思っているよりも動物を虐待しようとする人間は多いのです。
しかし、デジタルカメラやスマートフォンは設定によって、撮影した画像に位置情報を含めないようにすることが可能です。
また既に撮影した画像についても、フリーウェアなどでExif情報を削除することができます。
外猫たちを危険から守るためにも、SNS等で公開する画像に位置情報を含めないようにしてください。
撮影した写真に位置情報を含めないようにする方法
- デジタルカメラ
- カメラの設定画面でGPS設定をオフにする
- iPhone・iPad(iOS 9.2.1)
-
設定 > プライバシー > 位置情報サービス > カメラ
「このAppの使用中のみ許可」がチェックされていると、撮影した画像にGPSによる位置情報が書き込まれます。
「許可しない」をチェックすれば、撮影した写真に位置情報は含まれません
- Android端末(アプリ設定)
-
カメラアプリを開く > メニュー > 設定 > 設定
GPSタグを選びオフにする
既に撮影した画像データから位置情報を消す方法
画像データから位置情報を含むExif情報を削除することができるアプリケーションは沢山あります。
ここでは無料で使えるフリーウェアからOS毎に各1点を選んでみました。
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