※2012年10月18日にリリースされた「SLT-A77/SLT-A65」ファームウェアアップデートで、動画モード以外では動画ボタンを切ることができるようになったため、以下の改造は不要になりました。
α550、α55から進化の跡が見られ、合焦も速くなったし、やっとAF補助光もついて確実にランクアップしている。
だけどやっぱり、動画ボタン(MOVIEボタン)が敏感すぎ、親指があたっただけで録画を開始してしまう。
高速連続撮影が可能といっても、いざって時に動画撮影が始まっていると終了するのに時間がかかり、シャッターチャンスなんて望めない。
というわけで、α55でやったのと同じプチ改造をしてみた。
用意するものは、ゴム製ワッシャと両面テープ。
ここで注意すべき点は、α77の動画ボタンはα55よりも大きいということ。
α55ではM6×13(内径6ミリ、外径13ミリ)のゴムワッシャを使ったが、α77ではワンサイズ大きいM8×18(内径8ミリ、外径18ミリ)のゴムワッシャを使う。
このサイズのワッシャはファインダー脇の視度調節ダイヤル付近に当たってしまうため、その部分をハサミでカットしないと使えない。
うまくカットできたら、両面テープを使って動画ボタンの上にゴムワッシャを貼ればできあがり。
材料費はホームセンターなどで、ワッシャ4個入りが150円、両面テープは300円くらいといったところか。
これだけで、指が当たって動画の録画が始まってしまう事態は回避できる。
動画を撮るときは、少し力を入れてボタンを押せばいい。
埃がたまるのを嫌うなら、ワッシャの穴の上に丸いシールか何かを貼っておくといいだろう。
ただし、あまり分厚いシールを貼るとボタンが押せなくなるので要注意。
私は手元にあったエツミのストロボ用接点遮断シールの丸いものを貼ったが、当然こんなものを買う必要は無く、黒のビニールテープを丸く切って貼っておくだけで事足りると思う。
気に入らない場合、剥がせば現状復帰できるので、動画ボタンの誤動作にお困りの方は試してみるといいかもしれない。
ただし、個人で行う改造なので、もし何らかの不具合がでたり、メーカー保証が受けられなくなっても責任は持ちません。
くれぐれも実施は自らの責任において行ってください。
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