[半月通信] 大阪市「街ねこ制度」の存続をかけた公開要望書 - シッポ追いの日々

[半月通信] 大阪市「街ねこ制度」の存続をかけた公開要望書

兵庫県芦屋市の公益財団法人どうぶつ基金が、大阪市の「街ねこ制度」存続のため、橋下大阪市長に300頭の猫の去勢避妊手術を無償で請け負いたいとする公開要望書を提出した。

大阪市の「街ねこ制度(所有者不明ねこの適正管理推進事業)」は、平成22年から実施されていたもので、単年度あたり300頭の「所有者不明ねこ」の去勢避妊手術を行うというもの。
前年度まで、1頭あたりの手術費として約15000円〜18000円、総額500万円が業務委託している大阪市獣医師会に支払われてきた。
しかし、平成24年度予算については、橋下市政下で実施されている市政改革聖域なきゼロベースの見直しを掲げた「市政改革プラン」のため、実施のめどが立っていないという。

公益財団法人どうぶつ基金(佐上邦久理事長)は、「街ねこ事業の実施が遅れることにより、少なくとも年間1000頭の殺処分されるために生まれる子猫が増える」とし、6月4日付で、大阪市健康福祉局が予算化していた300頭の手術を無償で請け負う旨の公開要望書を橋下市長に提出した。

公開要望書は、平成24年度街ねこ制度で大阪市が計画していた300頭の猫の去勢不妊手術を、公益財団法人どうぶつ基金がすべて無償で請け負いたいという内容。

公益財団法人どうぶつ基金では、これまで大阪市が事業に支払っていた手術費用が同基金の実施する手術費用の数倍にあたっていたことを指摘し、無償による業務委託を要望したうえで、街ねこ事業においても聖域なきゼロベースの見直しを真摯に行い、殺処分ゼロ早期実現に向けた今まで以上に有効な税の使い道を見出してほしいとしている。

《参考》
公益財団法人どうぶつ基金ブログ 「橋下大阪市長あてに公開要望書を提出しました。

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コメント(1)

この事実を知って なんでGO出来ないのか?
本当に休みなく「飼い主のいない猫」を不妊手術していかないと
あっという間に元に いや、それ以上に増えて、悲惨な事に・・・
「飼い主のいない猫」の数が減る事は、猫被害で困る人、哀れと猫を擁護する人、まして
お金の問題がないのなら、無関心な人も納得出来るはず・・・
それを実現する熱い想いのボランティアもおり、成果を揚げてきたのに・・・
関西皆が見守っているぞ!!!

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