大雨と強風、それに大潮の満潮。
これが重なると、河川敷の猫のコロニーは水没する。
水辺の猫たちは、こんなことにはなれっこ。
とっくの昔に高台にあるプレハブの陰に避難していて、水が引くと戻ってくる。
水が来ない場所に住もうとは思わないらしい。
河川敷より上にある場所にはハウスの設置が許可されていないし、
ここで生まれた猫たちは、よそへ移動させても危険な車道や橋を歩いて戻ってきてしまう。
水没に備えて、このコロニーのハウスは浮くようになっている。
テトラポッドよりは陸側にあるし、葦の中にあるから、めったなことでは流されない。
明日あたり、乾きやすいようにひっくり返しに行けるかな?
河川敷に巣があったらしいネズミが、造成地に泳ぎ着いていた。
10mほど上流で、つがいだったらしい雌ネズミが溺死し、カラスに狙われていた。
お前もはやく逃げないとカラスに狙われるし、明日になれば猫たちが戻ってくるぞ。
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