冬の悪いところ、それは毛の間の隅々にまで入り込んでくることなんだ。
冬の悪いところ、それは毛の間の隅々にまで入り込んでくることなんだ。
たったひとつ。
お日さまがあったらいいんだけど。
ちゃんとした陽が射してこない。
もうすぐ朝日が射す。
そうしたら、いちばんに日光を浴びるんだ。
川下から、風とともに潮が上ってくる。
今夜も冷えそうだ。
ご飯皿に名前が書いてあるわけじゃないんだ。
だから遅れたら、最悪、僕のご飯がカラスの餌になってしまう。
枯れ草が鳴ってる。
上がるのは簡単、問題は降りるときよ?
眠気と好奇心。
ほら、ヒゲが両方に別れちゃってるんだ。