ここのところ、11月の展示に関連して、自分がデジタル一眼レフで撮った猫の写真を遡って見ています。
私のデジタル一眼レフ歴は、2005年にコニカミノルタのα-7 Digitalを手にしてからなので、今年でようやく10年。それ以前は銀塩の一眼レフがメインで、デジタルカメラはコンパクトカメラとレンズ一体型のみ、主にポラロイドの代用やメモ代わりに使っていました。
あくまで代用品として使っていたため、当時、ちゃんとデジタルカメラで猫(猫以外も)を撮ろうとは思ってもいませんでした。
そのため、2005年以前に私が撮ったデジタルカメラの画像はほとんど残っていません。
仕事でも使える…そう思うデジタルカメラを持ったとき、はじめてきちんと猫を撮りデータを保管しはじめました。
イメージ画像などで使われる子猫、スタジオ撮影されたモデル猫。プライベートで撮るのはそういった猫たちではなくて、私じしんが好きな猫の姿を撮りたい…そんなわけで自然と私の撮影対象は外猫…街の猫たちになりました。
猫に触れるのと同じように撮る、声をかけるのと同じように撮る、そんなふうに撮ることができるのはデジタルカメラの特性だと思いました。フィルムの枚数制限に縛られる銀塩カメラでは、どうしたって構えてしまっていたからです。
(当時、銀塩カメラで使っていたリバーサルフィルムはコストがかさむので、撮影には常に軽い緊張がつきまとっていました)
デジタル一眼レフで猫を撮りはじめたころの私の写真は、今見るとむっちゃ自由にやっています(^^;)
自分が見たい猫の姿を撮りたい…私が猫を撮る原点はたったそれだけのことだったんですね。
単純なことなのに、うっかり忘れそうです。
ときどきはきちんと思い出して、ずっとそこを中心に回っていこうと思います。
(写真は2006年1月の旧ブログデータから)
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