シッポ追いの日々: この一枚アーカイブ

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2013年7月27日の「声が小さ〜い!」から

当たり前のことなんですが、猫の魅力って表情ですね。
ついつい仕草や状況に引きずられてしまうけれど、結局生き物の表情に勝るものはないような気がしています。

7月はいきなり猛暑に見舞われましたが、表情を撮るという点では収穫があった月でもあったようです。
緊張した面持ちの「いなくなれ」とか、兄弟の「やめろよやめろよ」、強烈な「出ていけ!」、狩りの表情「狙いを定めて」、「カラスがきた」あたりは表情がよく出ていたような気がします。

ねえ聞いてる?」、「じゃあね」などは一度きりのコンセプトですが、その場でやりたかったことはほぼできているように思います。

でもでも、「ちょっと雨やどり」みたいな、何の変哲もないシーンも好きなんですが...。
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(2013年6月10日のCity Styleから)

6月はいろんな事がありました。
2013609正方形展に参加したり、奥会津で猫を撮る機会があったり、インターネットラジオ番組に出演させていただいたり...。
月末には銀座の猫の画廊ボザール・ミューがクローズするという出来事も。

今回は、そんなあわただしい6月のはじめ、銀座の猫の日常を選んでみました。
同じように街の猫なら看板娘、季節的には小糠雨、子猫ならはじめて見たよ、ちょっと久しぶりなジャンプ姿の跳んでみたなんかもあって、結構迷ったのですが、これで!
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2013年5月17日の「ほっ」から。

この時期は猫を撮るのにいい季節だと思う。
寒さから解放され、ゆるんだ表情が可愛らしい。
この後には梅雨が来るし、蚊も出始めるから、いまのうちだね。

季節を問わず撮ってしまう夕景「傾いていく」や、薄暮「月が昇った」、潜む姿も「見つかった?」も好きだけど、5月はコレってことにしておきましょう。
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2013年4月9日の「猫の宮」から。

新年度だったり、写真集を作ったりでバタバタしていた4月。
うっかり、二巡目のこの一枚を選んでいませんでした。
そういえば桜も撮らなかったような気が...。

写真は、繁華街のお宮にいる猫。
場所柄か、おっとりしているような気がします。

遊ぶ?遊ぶ?」や、草むらにかがみこんで撮った「低くかがんで」のような表情を追った写真は初心忘るべからずだと思います。
状況が面白かった「呉越同舟しませんか?」みたいなのも、機会があれば、もっと粘って撮ってみたい題材です。
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2013年3月20日の「ふたりいっしょ」から。

気がつけば、この一枚を選ぶのも12点目。早いもので1年。
どうも、オッドアイの子には甘くなってしまって、ついこれを選んでしまいました。
逆光気味だったので、ゴーストを猫から避けてみましたが、これもアリかなあ?

3月は年度末で胃がキリキリ。でも、猫たちが救ってくれました。ありがとう、ありがとう。
そういえば、ナショナルジオグラフィック公式サイトに投稿が載って、舞い上がったりもしたっけ...。

今年はがっつり桜と猫のからむ絵は撮らなかったけど、春の訪れを感じる「春眠」とか「布団が欲しいな」とかは、この季節っぽいかもしれません。

一枚絵っぽい「影絵」や「扉の陰に誰かいる」の系統も、別の季節にまた撮ってみたい絵です。
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2013年2月2日の「Waste Land」から

猫たちのいる草むらに再開発が入った。
他に行くべき場所がなく、こんな状態でも住める場所を探している。
猫から見たら、なんでこんなことになるのか分からないだろうなあ。

2月、同じ場所で撮ったものには「墓標」、「Bridge Over Troubled Water」等があります。

逆に住んでいる場所を自慢しているように見えるのが「見てよ、いいでしょ」、「隠れ家」。
ほかには満月の夜の「つきあかり」、夕景の「明日への道標」、「いちにちのおわりに」等が、撮っていて楽しかったのを覚えています。
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2013年1月16日の「どこもかしこも真っ白だ」から。

1月といえば成人式の日、都心の大雪は記憶に残る出来事でした。
写真は翌15日の朝、一夜明け、すっかり別世界になったテリトリーを見て回る親子です。

今回、最後まで迷ったのは、この子猫が独りで雪の中を探険する「はじめて見る雪」と、子猫たちが密かに集う「ぼくらの秘密基地」。
でもやっぱり、親子っていいですよね。

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2012年12月12日の「ふんわり」から。

この写真で残念なのは、この子の瞳。
自然光だけで撮ったので、オッドアイなのがわかりにくいですね。
いま補助光用のツールを自作中なので、今後は積極的に使っていきたいと思います。

12月の同様のシチュエーションでは「冷たい森」や「椿姫」、夜景では「落ち着かない街」、そのほかでは「奇襲」なども選ぼうかと迷った絵です。

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2012年11月22日の「なにかいいことない?」より

さて、今回もちょっと迷いました。
私的には、これも捨てがたいし、これの最後の写真も好きです。

それでも、かなりシャイな猫がカメラをひょいとのぞき込んでくれたのが嬉しかったので、11月はこれにしました。
雨や曇りの日も多く、冷たい風が吹く冬は、なかなか猫に出会えませんが、今月も引き続き頑張ります。
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2012年10月21日の「フェイント」から。

なんでやねん?
連写のうちの一枚なのですが、なぜかこの前後一連の姿が頭から離れません。
でもまあ、この一枚なので、まんなかのこれ。
跳ぶ姿なら、おなじ日のこれとか、これとか、これもあるのに...

10月は猫生活の特集に掲載して頂いたり、新しくフルサイズのカメラ・α99に移行したりと変化の多い月でした。
そのせいかな、個々の画像の記憶があいまいなような気が?

兄弟のかわいい姿夕暮れの横顔なんかも捨てがたいんだけどなあ...
あれ?
なんでこれにしたんだろ?(^^;)
     

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