この一枚のブログ記事

2016年1月1日の「いい日だったね」から。

2016年最初のイベントは、1月17日（日曜日）に九段下の科学技術館で開催された「猫マーケット・にゃんだらけ Vol.1」にご招待頂いて参加したこと。
なんだかんだいって、ギャラリーでの展示しか経験のなかったワタクシにとって、大規模なフリーマーケットのようなイベントはむっちゃ刺激になりました。
11時の開場から、17時の終了まで座るどころか食事をとる暇もないほど、多くの方に声をかけて頂きました。正直いって疲れたけど、なんか癖になりそうです。関係者の皆さま、ブースを訪ねてくださった皆さま、ありがとうございました<(_ _)>

で、新年になって改めて思うのですが、ワタクシはやはり猫たちの居る場所や仕草よりも、表情が好きで撮っているようです。なにをいまさら…なんですけどね。

2015年12月12日の「よくきたな！」から。

2015年の暮れは、なんだかドタバタして過ぎたような気がします。
11月に造成工事のため立入禁止になってしまった水辺にどうやってアクセスするか、なんとかキャットフードを届ける方法はないかと考え込んでいたら、割とあっさり解決。
行動しないで悩んでいた自分が馬鹿に見えました。

この黒猫とは比較的最近知り合ったのですが、こういう不敵な表情を浮かべてくれる子はなかなか貴重だと思います。
攻撃するわけでもなく、腰が引けているわけでもなく、堂々としていました。

2015年11月24日の「紅葉」から。

2015年11月は、さまざまな出来事が重なりました。

１〜７日は、千葉県浦安市で行われた「第一回 ミューミュー展　〜猫実（ねこざね）で会いましょう〜」に参加、古民家の趣が楽しい第二会場・路風舎（ろふうしゃ）さんにコーナーを設置させて頂きました。
たくさんの方にお運び頂き、お話しできたのはいい思い出です。ケーブルＴＶのニュースに出てしまったのは汗顔の至り…

月半ばには、長年お世話させて頂いている河川敷の猫たちの住み家が造成工事の敷地内なってしまいました。
一時期はかなり気を揉みましたが、その後、工事敷地がさらに拡大して、餌やりをして頂いている方の住居もエリア内となったため、給餌が可能となって危機を脱しました。

また、撮影中に見つけた雌のチャシロ「ニコ丸」と雄のシャム系MIX「ポン太」の2匹の子猫を保護、画家の中島祥子さんを経て里親さんに巡り会うことができました(^o^)／

あと、たった一晩の出来事ですが、北米のナショナルジオグラフィックの写真ページで一番人気になった写真が出たのも忘れがたい出来事です。

残念なのは、小さな公園で長い間モデルをしてくれていた茶トラが旅立ったこと。
最後の写真でも衰弱している様子が見て取れますが、最後は眠るように無くなったとのことです。

Ｖ　

2015年10月6日の「Family Snapshot」から

10月は迷いました。
大きく分けて、子猫と月猫のどちらにするかです。
でも、猫の生涯を考えると子猫の時期は一瞬。満月の夜は何度だってやってきます。
それなら子猫だね。

この美しい母猫は、何を考えたのか私に子猫を預けて遊びに行ってしまいました。
しばらくして帰ってきたら、授乳や世話をしているところなどが撮り放題?(^o^)／

一方、月夜の猫たち。
十五夜とスーパームーンは特別な夜なのか、猫集会では猫たちがやたら撮影に協力的でした。

10月中旬には、河川敷の猫のテリトリーが、来年の春までの予定で工事のために封鎖されてしまいました。
また、千葉県浦安市で猫の虐待事件があり、それがトリガーとなったのか、11月には東京都江東区でもハトを虐待したとみられる事件が起きています。

10月30日夜には、清澄白河の喫茶店「花野菜」の看板娘、ハナちゃんが静かに生涯を閉じました。[詳細]

　　

2015年9月19日の「登ってこいよ」から。

これは路地裏にある小さな公園の滑り台（山）。
子どもたちが遊んでいる姿よりも、猫たちがくつろいでいる姿をよく見かけます。

9月は長雨や荒れた天候が続いたりして、この間は残暑が中断。
もともと、猫のテリトリーが移動することの多い時期ですが、天気のせいもあって、なじみの猫をずいぶん見かけなくなってしまいました。
首都圏で猫への虐待事件が頻発しているため、いなくなった猫たちがどうしているのか、とても気がかりです。
今後は、猫たちを家に連れ帰ってくれた人などにメッセージを残して貰えるような仕組みづくりを考える必要があるかもしれません。

また9月は公益財団法人どうぶつ基金主催、環境省・大阪府後援の「いのちつないだワンニャン写真コンテスト2015」の「さくらねこ部門」に「ぼくらのまち」の入選が決まった月でもあります。私のような者の写真に光を当てて貰え、本当に嬉しく思います。

2015年8月18日の「幸せな遊具」から。

2015年の夏は、終わってみれば短期決戦。
都内で暑さが続いたのは１週間程度だったような気がします。
今年もエアコンの助けを借りずに乗り切ることができました。

さて、8月の一枚は幼稚園の小さなすべり台です。
昼間、子どもたちが歓声をあげていただろう遊具、夜は気持ちのいい風を通す寝床になっていました。
ちいさなものたちに愛される役目を持つ、とても幸せな遊具です。