シッポ追いの日々: 半月通信アーカイブ

半月通信のブログ記事

     

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昨年秋から工事のために閉鎖されていた水辺が工事終了で解放されました。
この場所に入るのも半年ぶり。
夜になりましたが、行ってきました。
遅い時間だし、周辺の様子も一変したし、久しぶりなので誰もいないかと思ったら、キジトラが寄って来ました。
無事でよかった。

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あのとき、自分は何をしていたか…

打合せから帰る途中だった。
最初に気づいたのは、高架や信号などの支柱が軋む音。
不自然な街路樹の葉擦れの音。

つづく大きな揺れ。
叫び、何かの割れる音、クラクション、警告音、とにかく色んな音がしていた。
借り物の自転車に乗っていた私は、左手を揺れる街路樹について、そのまま長い揺れの間を自転車にまたがったままで過ごした。
目の前の舗道では、3畳ほどの面積のタイルがゆらゆらと浮き上がり、沈み込んだと思うと隙間からゆるい砂を吹き上げる。
私のつかまっている街路樹も大きく揺れ、根元にはお婆さんがしゃがみ込んでいた。
通りの向こうから、お婆さんの身内らしい女性が「木は倒れるから離れて!」と叫んでいた。
「歩けない、どうしよう」とお婆さん。
「これだけ根を張っている木は倒れませんよ。危なくなったら向こうまで連れていきますから、そこにいて」と私。

結局木は倒れず、最初の揺れが収まった後、お婆さんは通りを渡っていった。
オフィスに電話したけれど繋がらず、私は液状化した舗道を避けながら自転車を漕ぎはじめた。

デジタルカメラやスマートフォンで撮影された画像には、多くの場合Exifイグジフ情報が含まれます。
このExif情報には、撮影したカメラの機種や撮影時のさまざまな設定などが記録されていて、プリントや画像編集時に役立ちます。

しかし、問題なのはExif情報にはGPSによる位置情報が含まれることです。
Exif情報を含む画像では、カーナビや地図アプリのような、極めて正確な撮影位置が確認できてしまいます。

これは例えば、自宅で撮影した写真には自宅の位置情報が含まれてしまうということです。
こうしたデータをネットに上げたりするのは、とても危険な個人情報の流出です。

もちろん、外猫にとっても危険は同じこと。
位置情報が流出すれば、猫たちが虐待される可能性があります。
おそらく、一般の方が思っているよりも動物を虐待しようとする人間は多いのです。

しかし、デジタルカメラやスマートフォンは設定によって、撮影した画像に位置情報を含めないようにすることが可能です。
また既に撮影した画像についても、フリーウェアなどでExif情報を削除することができます。
外猫たちを危険から守るためにも、SNS等で公開する画像に位置情報を含めないようにしてください。


撮影した写真に位置情報を含めないようにする方法

デジタルカメラ
カメラの設定画面でGPS設定をオフにする
iPhone・iPad(iOS 9.2.1)
設定 > プライバシー > 位置情報サービス > カメラ
「このAppの使用中のみ許可」がチェックされていると、撮影した画像にGPSによる位置情報が書き込まれます。
「許可しない」をチェックすれば、撮影した写真に位置情報は含まれません
Android端末(アプリ設定)
カメラアプリを開く > メニュー > 設定 > 設定
GPSタグを選びオフにする

既に撮影した画像データから位置情報を消す方法

画像データから位置情報を含むExif情報を削除することができるアプリケーションは沢山あります。
ここでは無料で使えるフリーウェアからOS毎に各1点を選んでみました。

・Windows 8/7/Vista/XP/2000
 F6 Exif
  http://www.vector.co.jp/soft/winnt/art/se427764.html

・MacOS
 ImageOptim
  https://imageoptim.com/
  ※(注意)このアプリは画像ファイルをドラッグ&ドロップするだけで、Exif情報を全て削除します。

・iPhone
 Loooks
  複数画像のExif情報を閲覧・管理・削除が可能。

・Android
 Photo Info Eraser
  https://play.google.com/store/apps/details?id=com.yamagoya.android.photoinfoeraser.activity

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地上にはもういない君たちのことを覚えている人がいる。
思い出している人がいる。
もう一度会いたいとか、寂しいとか、考えている人がいる。

地上での生活も、そんなに悪くなかったよね?

まだ君たちに言っていないことや、やっていないことがある人がたくさんいるみたいだ。
また帰っておいで。

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昨年夏のデング熱に加えて、南米でのジカ熱発生などの影響もあってか、公園等で清掃の際に猫の水皿を空にするところが増えてきているようだ。
ことは公衆衛生の問題なので、ネグレクトだと非難するだけでは解決しない。
また、これから春に向け、暖かくなれば蚊の問題は深刻化するだろう。

水の問題はボウフラの発生源になることだ。
ノズル式の給水器が用意できれば、蚊が産卵することもないのだろうが、外猫すべてに用意することはできないし、飼い猫ではない猫に給水器の使い方がわかる保証はない。

とすれば、水が蚊の発生源にならない方法を考えるしかない。

蚊の防除に関する資料を見ると、デング熱やジカ熱を媒介するヒトスジシマカの場合、水に産みつけられた卵が孵るまでに2〜7日、ボウフラの活動が6〜7日、さらにサナギの期間2〜3日を経て蚊の成虫になるとのこと。
つまり水を10日以上取り替えないと蚊が発生するということになる。

ということは…
少なくとも一週間に1回、水を交換していれば蚊の発生源にはならないはずだ。

外猫の水を一週間取り替えない現場はあまりないと思う。
けれど、そんなことは見ただけではわからない。

だから、「この水は○月○日に替えました」という表示を外猫の水容器につける方法を考えて見るのはどうだろう?
さらにいえば、「7日以上交換されていない場合は、蚊の発生源となる恐れがあるため、水を交換するか捨てて下さい」と添え書きすれば、何日以上が危険なのかを明示することになるのではないだろうか。
例えば100均で売っているPET製のホワイトボード等を使って、水の取り替え時期を表示してみる…とかはダメかな?

実はもうひとつ、飲み水に少量の食用油を入れてみたら…とか考えたんだけど、地面にこぼれたときの油の影響とか考えたら、常に新鮮な飲み水にすることで蚊を防除する方がよさそうだよね?

実は私。このブログ以外にも、カメラメーカーの写真サイトなどに画像を掲載しています。
万一サーバーのデータが飛んだときにネット上の画像が全部なくなってしまうと寂しいからです。

で、海外のサイトにも写真を掲載しているのですが、そちらで一番多く「いいね」されているのは、国内のサイトで評価していただいている作品とはまったく違う画像です。

正直、私には何でコレが一番なのか理解しがたいのですが…まあいいか。

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2011年07月22日の「掃除当番」から。

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冬がくる。

外猫たちにとって、最も厳しい季節がくる。

捨てられた小さな段ボールが救いになることもあるし、一度きりの食事が命をつなぐこともある。
だけど、ほんとうに彼らに必要なのは継続。

ほんの気まぐれで、たった一度食べ物を貰ったことだって、彼らは決して忘れたりしない。
凍え、空腹を抱えながら、その記憶を頼りに待ち続けることだってある。

彼らは多くを求めない。求めても叶わないから。
安全な場所に居続けられること、食べるものが途切れないこと。
愛されていると感じられる瞬間があること。

外の子には、そんなことも贅沢なのかな。

放置された空き缶や食べ残し、そんなものが次第に彼らを追い詰める。
ヒトは彼らが疎まれることのないよう、想像力を働かせなければならない。

小さなことの積み重ねが、冬、とくに必要になる。
ヒトは忘れてしまっているけれど、
冬の街を少しだけ暖かい場所にしてくれているのは、ほんとうは彼らなのだ。

(写真は旧ブログから転載)

201010310237_1.jpg災害時、ペットとどうやって生き延びるか…最近考えさせられる。

人間なら最低3日分の水と食料と聞くけれど…
ペットの場合、3日が過ぎた後、フードの補充がきくだろうか?
いや、それよりも避難所はペットと一緒に受け入れてくれるのだろうか?

うちには猫が一匹。
迷子札入りの防水カプセルは首輪につけてあるし、首輪の内側にも連絡先が書いてある。
ただし、首輪自体が簡単に外れるタイプのものなので、外れたらそれっきりかも。

キャリーはソフトタイプで両側を広げると小さなドーム型になるもの。
それほど大きくはないけど、病院に連れていくときのキャリーよりはましなはず。
キャリーの底板の下に小分けタイプのドライフードとレトルトタイプのウエットフード(缶詰は重いので)、クッション代わりに小さいパッケージの消臭トイレシーツとペーパータオル、リード等を入れてあるので、あとは猫を放り込んで担いで逃げるつもり。
水は人間用のと共用。食器はシリコンの折りたたみ式。
できるだけコンパクトにしたつもりだけれど、猫も入るから、これだけで人間用の非常用持ち出し袋よりもかさばる。

もし、避難所がペットを受け入れてくれなかったら…そう考えるとキャンプ用のドームテントくらいあったほうがいいか?
最近は小型軽量化されているけれど、それでもテントは一抱えの荷物になる。
いや、非常時にこれでは逃げ切れない…

あ、そうだ。
もし自宅が無事なら取りに帰れるように、駐輪場の片隅にコンテナケースを置いて、フードなんかを備蓄しておこうか?
建物が崩壊していても、屋外なら持ち出せるかも?
それとも…
いっそ、広域避難所に指定されている公園のどこかに物資を隠しておけないかな?
「そんなこともあろうかと、この石垣を外すと…」
いやいやいやいや、これは無理。勝手にやったら犯罪だ。
そうだ。ドッグランなどの施設内に最低限の備蓄はできないかな?
犬の施設だから猫用はダメかな?

だめだ、ひとりで考えていても不安要素しかない。
猫友達とかと検討しておいたほうがよさそうだなあ…

(写真は旧ブログからの転載です)

konkon_s.png

必要に迫られ、冬場の夜などに猫が車のボンネットに入り込んでしまい、始動時に巻き込まれてしまう事故を防止するポスター(A4判)を作ってみました。


写真は全部、私の撮ったシッポ追いの日々の画像です。

今日、仕事のついでに持っていこうと思い立ったので、1時間弱のやっつけ仕事。
デザインも何もなくて、ただ要素を並べただけですが、もし、使いたい方がいらっしゃったら、PDFのリンクを張っておきますので、ご自由にお使いください。

ただし、画像を二次使用したり、ご自分の所属団体名などを追加記入したり、許可なく公共の場所や第三者の土地に掲出したりしないようお願いいたします。
めんどくさいことになりたくないので…。

あと、間違いがあったら、こそっと教えてください<(_ _)>

 

・PDFのダウンロードは下のリンクからどうぞ。
 プリントサイズはA4です。

 PDFダウンロード(約1.9MB)

     

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